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HSP2 HSP3
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Windowsのコントールであるプッシュボタン・入力ボックスなどの部品をHSPではオブジェクトと呼んでいます。
HGIMGやzgpなどのプラグインでもオブジェクトという言葉を使用しますが今回はこれとは違います。
HSPで標準的に扱えるオブジェクトには以下のものがあります。
オブジェクト名 | 命令 | hsp261 | hsp3 |
---|---|---|---|
ボタン | button | ○ | ○ |
入力ボックス | input | ○ | ○ |
メッセージボックス | mesbox | ○ | ○ |
チェックボックス | chkbox | ○ | ○ |
コンボボックス | combox | ○ | ○ |
リストボックス | listbox | ○ | ○ |
Windowsコントロール | winobj | × | ○ |
オブジェクトを作成すると、オブジェクトを識別するための番号がシステム変数statに入れられます。
この番号をオブジェクトIDと呼び、オブジェクト制御命令で対象オブジェクトを指定するために使用されます。
オブジェクトIDは『未使用のIDの若い番号から使われる』のルールに基づいて機械的に割り当てられます。
オブジェクトはウィンドウ毎にBMSCR構造体で管理されています。
ただし管理方法が若干異なります。
HSP2.61ではオブジェクトの管理領域はBMSCR構造体に含まれていて、固定サイズです。
HSP3ではオブジェクトの管理領域はBMSCR構造体から切り離されていて、BMSCR構造体はこの切り離された領域へのポインタを保持します。
これによりオブジェクトの管理領域は可変サイズとなりオブジェクトをいくつでも作成することが可能になりました。(実際はobjlimitによる制限が設けられています。)