知性体

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日本語文法 †

単位 †

字は、言語の最小単位。

語は字で構成されます。

同じ字で構成される同じでない語。

「りんごが赤い。」の「が」と、「赤いが、甘くない。」の「が」。

自立語と非自立語が在ります。非自立語は付属語とも呼びます。

文節は語で構成されます。

文節は自立語から自立語までです。

「お店」などの例外も在ります。

文は文節で構成されます。

文章は文で構成されます。

字 †

語 †

自立語 †

非自立語 †

文節 †

文 †

文章 †

文の構造 †

文節は語に係ります。語は文節を受けます。

文節と語の係り受けを別に説明すると、語と語の関係です。
語と語が表されるだけでなくて、語と語の関係を表す語もが表されます。語と語の関係が、格であって、語と語の関係を表す語が、格助詞です。でも、なるべく用語を多く用いたくないので、格助詞でなくて、格語と呼ぶことにします。関係語でも、良いでしょう。

同じ字で構成されている同じでない格語も在ります。

被述語 †

補述語 †

述語 †

文と文の関係 †

被述語を含んでいる文節を被述文節と呼んで、補述語を含んでいる文節を補述文節と呼んで、述語を含んでいる文節を述文節と呼ぶことにします。
被述文節や補述文節は述語だけに係ります。

文には被述語と述語が必ず在ります。
被述語は表現されることが省略されることが多く在ります。述語は表現されることが省略されることがほとんど在りません。

「小魚をえさに、大魚を釣る。」の場合、「えさに」の後に「して」という述語を含んでいる部分が省略されています。
表現が省略される述語は「する」くらいです。

単文は、述語が単数である文です。
重文や複文は、述語が複数である文です。
重文や複文の違いは、述文節が係っている語の違いです。
述文節が、別の文の述語に係っている文が、重文です。

述文節が、別の文の被述語や補述語に係っている文が、複文です。

単文 †

重文 †

複文 †

文の表現 †

樹構造 †

「りんごをお店で買いました。」

文は文節と語の係り受けの樹構造で表現できます。

樹構造を表で表す場合は、項目毎に文節を入れます。文節が右の文節の自立語に係っていることを表します。右が空白である場合は、その空白の下の文節の自立語に係っていることを表しています。そのように、同じ文節の自立語である場合は空白にします。

「りんごを広いお店で買いました。」

「広いお店でりんごを買いました。」

機械が処理しやすい樹構造の表現は、( *, * )*でしょう。

「りんごをお店で買いました。」

( りんごを, お店で )買いました。

「りんごを広いお店で買いました。」

( りんごを, ( 広い )お店で )買いました。

「広いお店でりんごを買いました。」

( ( 広い )お店で, りんごを )買いました。

「りんごを大工さんが木で作ったお店で買いました。」

( りんごを, ( 大工さんが, 木で )作った )お店で )買いました。

日本語での表現と順番も合っているし、一行で表し得るので、人が理解しやすくて、機械が処理しやすいです。

言語知識を言語表現に入れる配分 †

「りんごをお店で買いました。」を「( りんごを, お店で )買いました。」にしたように、文節の区切りや階層構造を示す言語知識を入れることで、機械が自然言語を処理しやすくなりました。そもそも特に格助詞などの非自立語は、言語表現に入れている言語知識です。
でも、言語知識をさらに入れていくと、日本語での表現と離れていって、人が理解しにくくなります。良い配分を見付けたいと思っています。
また、日本語の元の文を完全に再現し得るようにするかどうかも考え中です。

• 語の区切り
• 省略
• 活用

特徴的な文の樹構造での表現の例 †

語を-で区切ります。

標準 †

補述語と述語の単文 †

「りんごをお店で買いました。」

( りんご-を, お-店-で )買い-まし-た-。

被述語と述語の単文 †

「私が、作者です。」

( 私-が )作者-です-。

「私が、有名な作者です。」

( 私-が, 有名-な )作者-です-。

「( りんご-を, お-店-で )買い-まし-た-。」などの被述語がない場合は、「( お-店-で, りんご-を )買い-まし-た-。」のように、同じ階層の文節は順番を変え得ますけど、被述語が在る場合、「( 有名-な, 私-が )作者-です-。」のようにはし得ません。
表現には表現される側と表現する側が在って、それらは常に対ですけど、日本語での表現を樹構造で表したからか分かりませんけど、表現される側が表現する側に係ることになります。扱いが難しい部分です。

重文 †

「お店で買って、お店で食べた。」

( ( お-店-で )買っ-て, お-店-で )食べ-た-。

逆格 †

複文には必ず逆格が在ります。日本語の慣用では表現されません。
また、その仕組みが、文を自動で半無限に生成していく、文法に合っている方法でもあります。

文節と語の係り受けを逆にし得ます。
「りんごを買った」は「買ったりんご」にし得ます。「私が買った」は「買った私」にし得ます。
それらを応用して、「私がりんごを買った」は「私が買ったりんご」や「りんごを買った私」にし得ます。
「買ったりんご」の「買った」と「りんご」の関係は「りんごを買った」で示されているように、「を」です。
そのような、慣用で表現されない格を逆格と名付けて、言語知識として言語表現に入れます。現在はカタカナで表現しています。
「私が買ったりんご」

( ( 私-が )買っ-た-ヲ )りんご

「りんごを買った私」

( ( りんご-を )買っ-た-ガ )私

「りんごを買った優しい私」

( ( りんご-を )買っ-た-ガ, 優しい-ガ )私

文節と語の係り受けの逆転 †

並立 †

後で日本語に変換する場合に対応すると良さそうと考えています。

「私がりんごとみかんを買いました。」

( 私-が, りんご-を, みかん-を )買い-まし-た-。

「私が赤いりんごと小さいみかんを買いました。」

( 私-が, ( 赤い-ガ )りんご-を, ( 小さい-ガ )みかん-を )買い-まし-た-。

文の解析 †

言語単位に分ける †

字種区切り †

形態素解析 †

文節と語の係り受け †

文の生成 †

Ｎグラムやマルコフ連鎖 †

文法に合っている文の生成の方法 †

文の変形 †

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定項と変項と関項 †

公理と定理 †

帰納と演繹 †

三段論法って、三段じゃないよ。 †

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庭園の樹の実上げ †

目的 †

初期状態 †

制限 †

一般用語の参考 †

• 一般問題解決器
• 探索木