式の紹介 †
基本的な式をいくつか紹介しておきます。
式を度忘れしたときにでもどぞ。
一般的に次のような変数がよく使用される。
| 変数 | 意味 | 単位 |
 | 力 | N |
 | 質量 | kg |
 | 加速度 | m/s@@@2@@@ |
 | 重力加速度 | m/s@@@2@@@ |
 | 速度 | m/s |
 | 経過時間 | s |
 | エネルギー | J |
- ニュートン力学
一番よく使う式。
- 運動エネルギー
等速直線運動をする物体の運動エネルギー
- 位置エネルギー
:高さ[m]
変数を次のように定義する。
| 変数 | 意味 | 単位 |
 | 距離 | m |
 | 移動前の距離（最初の位置） | m/s |
 | 初速度 | m/s |
- の位置にある物体の時刻後の距離。
- 初速度 の物体が加速度で加速している場合の秒後の速度。
| 変数 | 意味 | 単位 | |
| N | 垂直抗力 | N | |
| μ | 摩擦係数 | （無次元） |  |
変数の解説
- N:面に対して垂直方向に働く力。（法線と逆方向）
- μ:摩擦係数
- 摩擦係数には動摩擦係数と静止摩擦係数の２つがある。
- この２つには一般には、（動摩擦係数）＜（静摩擦係数）の関係にある。
- そのため、最初に動かすときはなかなか動かないが、動き始めるとなかなか止まらないという現象が見られる。
摩擦力
F=μ*N
使用する変数の意味は次のとおり。
| 変数 | 意味 | 単位 | |
| Cl | 揚力係数 | （無次元） | |
| Cd | 抗力係数 | （無次元） | |
| s | 面積 | m@@@2@@@ | |
| ρ | 空気密度 | kg/m@@@3@@@ |  |
| U | 流速 | m/s |
- 揚力
Clは物体の形と表面の粗さ、流れの方向に対する向きによって決まる。
F = 1/2 * Cl * ρ * U@@@2@@@ * s
- 抗力
- 慣性抵抗
Cdは物体の形と表面の粗さ、流れの方向に対する向きによって決まる。F = 1/2 * Cd * ρ * U@@@2@@@ * s
- 粘性抵抗
Stokes(ストークス)の法則
r：半径F = 6 * π * η * r * U
この式は、半径 rの球状の物体が粘度ηの流体の中を速さ Uで動くときの粘性抵抗。
- 慣性抵抗
- レイノルズ数
l：代表長さRe = U*l / ν
= ρ*U*l / η
ν：動粘性係数
Last-modified: 2007-04-08 (日) 02:48:24 (2436d)